1973年GC最終戦のサポートレースに登場した2台のKP47スターレットは、トヨタワークスの手により製作され、公称180馬力とされるツインカムヘッドを持った3K-Rと呼ばれるスペシャルエンジンを搭載していた。その強力なパワーは、ライバルのB110サニーに対して、空力的にも重量的にも不利なボディをものともせず、このデビュー戦で1-2フィニッシュを飾り、一気に注目を集めることとなった。その後、TOM'S等の限られたプライベーターに供給され、マイナーツーリングレースにおいて幾多の名勝負を作り出していくKP47スターレット、優勝した久木留博之車の登場です。
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