メッサーシュミットMe-410はMe210の操縦不良、安定不良、スピン特性等の問題点を解消するため胴体・主翼を再設計。
エンジンも換装し、最高速620km、航続2400kmと大幅に性能アップを果たし1942年に整備が始まった双発重戦。
本来戦闘機としての開発であったが、最高爆撃機、偵察機、地上攻撃等多くの派生型を生んだ優秀機であった。
Me410B-2/U4は爆撃機迎撃型で 号機車の50mm対空車砲をラインメタル社が航空機用に改造した発射速度45発/分のBK5機関砲を搭載、米空軍重爆撃機の迎撃に威力を発揮した。
配備されずに残っていたMe210の改造型のほかに新たに各型合計1160機のMe410が造られた。
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