オーストラリア空軍はダッソーミラージュIIIをフランスを除き最も多く導入した国で、自国で組み立てた機体も含めて110機以上の保有国。ミラージュIIIOはオーストラリア空軍向けに改修された機体で、当初は第3国で製造された部品を使用し、フランスで生産していましたが、同軍の要求を満たせなかったためにモデルのA3-16は、最初に同国のオリジナルの部品を使用し組み立てられたのがIIIO。その後オーストラリア空軍は178箇所もの設計変更を行いミラージュIIIOを運用。この機体はニューサウスウェールズ州ウィリアムトン基地所属で塗装は異なるものの、現在もアデレード近郊のクラシックジェットファイター博物館に展示中。
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