2011年末に日本の次期FXに選定され注目を浴びるF-35ですが、キティホークはA型、B型に続いて最新のC型を早くもキット化しました。開発の遅れに伴う経費の増大など、一部ネガティブな報道が目立つF-35ですが、生産が終了した空対空戦闘専門のF-22に比べると飛行性能こそ若干劣るものの、ネットワーク性能や各種兵器運用能力については遙かに秀で、HUDを廃しHMDSとPCD(パノラミック・コクピット・ディスプレイ)を組み合わせた先進のアビオニクスを有する第5世代戦闘機初のマルチロール・ファイターです。米国は言うに及ばず、近い将来、多くの国家の主力戦闘機となるのは間違いがないでしょう。米空海軍・海兵隊には既に初期量産型が引き渡され各種試験や転換訓練が継続されているほか、英国・オランダ向けの機体についても試作機が制作されています。C型は、空母艦載機としての運用要求に基づき、着艦性能向上のための主翼及び垂直尾翼の面積増大、主翼折り畳み機能の追加、カタパルト運用に対応するための前脚のダブルタイヤ化、大型化されたアレスティング・フックなど、特徴ある外観となっています。キットはA/B型と大きく異なるC型を精密に再現しています。
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機体下面のウェポン・ベイは
開閉選択可能で、豊富な武装パーツ(AIM-120C-7、AIM-9X、JDAM、レーザー誘導爆弾等)を組み合わせて迫力ある搭載形態を再現できます。デカールは4機分(試作1号機(デモ塗装)、同(プライマー塗装)、試作3号機(通常塗装)、量産1号機(VFA-101
”GRIM REAPERS”配備機))が付属します。ステルス機然とした通常塗装仕様のほか、ライトグリーン/グレー/ホワイト3色の最近のジャパニメーションに登場するメカのような未来的な印象のプライマー塗装に挑戦するのも一興でしょう。
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