第二次世界大戦末期に活躍した大型爆撃機B-29をベースに開発された大型輸送機がC-97。機体はダルマ型の断面形状を採用しているのが特徴でエンジンはプラット&ホイットニーR-4360ワスプメジャー4基を搭載。1944年に初飛行に成功すると47年から配備が開始され、1978年に退役するまで30年間にわたって軍の輸送任務に活躍。戦後設立されたMATS(ミリタリー・エア・トランスポート・サービス)にも配備され、1948年6月から15ヶ月にわたって展開されたベルリン大空輸でもその輸送能力をいかんなく発揮。全長約23センチでダルマ型の断面を持った機体形状をはじめ、パネルラインなども実感たっぷりにモデル化。脚は出した駐機状態と格納した飛行状態のどちらか選んで組み立て可能。デカールはカルトグラフ社製で、1950年代後半のMATSのカラーリングのほか計2種類をセット。
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