1968年の規定変更により、フェラーリは3L~5Lクラスのプロトタイプ車(Pシリーズ)を使用出来なくなったが、1969年の規定緩和を受け開発されたの車体がフェラーリ512Sです。開発はマウロ・フォルギエーリの指揮の下、わずか3ヵ月という短期間で行われました。シャーシーは612Pをベースとし、ボディはジャコモ・カリーリ設計のベルリネッタ(クーペ)とスパダー(オープン)、高速サーキット用のロングテールが用意されました。エンジンは612Pの6.2Lから5Lへサイズ550HP/8,500rpmを発生しました。今回、1970年のル・マン24Hに出場した3台の512Sを商品化致しました。
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