ドイツのムンスター戦車学校に保存されている実車を特別に許可を得て取材、採寸。そのデータを基本ベースとし、トーマス・アンダーソン氏の協力により軍事博物館に展示された際に加えられた不正確なレストア部分を検証、その違いを明らかにしながら正確な開発当時の姿をモデル化。低い車高とそれを実現するために車体幅いっぱいに広げられた巨大な砲塔を持った独特のスタイルをモデルでも迫力十分。砲塔上部に装備された遠隔操作式の20mm機関砲をはじめ、車長用のパノラミック・サイト、ナイト・サイトもしっかりとモデル化。砲塔後部左右にはスモークディスチャージャーもセット。近未来的なスタイルがその手で蘇る。車体形状や足回りももちろんリアルに再現。履帯には組み立ても手軽なDSトラックを採用。初回セットには資料の少ない試作車両について、アメリカの試作車MBT-70とドイツの試作車KPz.70の違いまで詳しく解説した小冊子も付属。
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