最大100mmという重装甲に強力な88mm砲を搭載、出現当時はまさに無敵の重戦車として連合軍将兵を震え上がらせたのがドイツのタイガーI型です。1942年末に東部戦線や北アフリカ戦線に姿を現した初期生産型は、円筒形の車長用キューポラやスモークディスチャージャー、車体後部にはエアクリーナーを装備するなど重厚なスタイルが特徴でした。1943年6月までに約200輌が生産され、主として新編制の独立重戦車大隊に配備されたのです。
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1969年に発売された1/25スケールのディスプレイキットを限定再販。全長341mm。約300点に達するパーツを駆使して、砲塔内部の主砲装填部やバスケット、操縦席まわりや床板まで雰囲気たっぷりにモデル化。トーションバー式サスペンションは実車の構造を意識したパーツ構成で可動式。車体各部の乗員用ハッチも開閉できます。履帯はリアルな連結組み立て済み。砲塔ハッチに収まるコマンダーとローダー、着座姿勢のドライバーなど人形3体付き。当時の模型少年を熱狂させたアイデアと新機軸の数々をお確かめください。
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