第二次大戦中にアメリカ海軍の駆逐艦として建造、配備されたのがフレッチャー級駆逐艦です。
ブルーデビルのニックネームで呼ばれたフレッチャー級は1942年から44年にかけて175艦が建造されました。
基準排水量は2050トン、全長114mのサイズに主兵装は38口径5インチ単装砲5門、さらに、533mm5連装魚雷発射管2基などを装備。
第二次大戦中は各戦域で活躍したのち、戦後は世界各国の海軍に供与、売却され活躍を続けました。
日本の海上自衛隊でも「ありあけ型護衛艦」として2隻が配備されて、日本の防衛にも力を発揮したのです。
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モデルはブルーデビルのニックネームで呼ばれたフレッチャー級の駆逐艦を1/125スケールで再現。
仕上がりの全長は約91cmにもなる大型モデルです。
175艦が建造されたフレッチャー級の中で1943年11月に就役したDD-680メルビンをベースにモデル化しています。
船体パーツは一体成型部品のフルハルタイプ。
デッキ上の艦橋やマスト、レーダーをはじめとする上部構造物も雰囲気あふれる仕上がり。
もちろん、主砲の5インチ単装砲砲塔や40mm、20mmの連装砲など、兵装も充実。
メカニカルな軍艦ならではの仕上がりが楽しめる魅力のモデルです。
大型モデルだけに船体の迷彩塗装や張り線など、ディテールアップに腕の振るいがいも十分。
艦船ファンにじっくりと取り組んでいただきたいモデルです。
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