殊な運用を想定されたオートクチュールの中でも、この「ザ・ジャグラー -惑(まどわし)のムーヴメンテス」は、特に個性的な外観を持つMoMoとして知られている。
敵の注意を引きつけ、自ら囮となることで友軍を逃がしたり敵を散開させることを目的としており、そのために派手なカラーリングや装飾装甲をまとっている。
この「クレマティス」は美しい青のボディカラーを持ち、エフェクトクラフティング(偽光表示物による目くらまし)を駆使した分身や現像投影などを得意としており、「ブルーウィザード~青の魔導士」の二つ名を持つ。7台あるこのシリーズには、みな花の名前が冠されている。
赤い一番機の「デイジー」の他、「マーガレット」「アガパンサス」「サクラ」「ロゼ」「ヴィオラ」などが確認されている。クレマティスはこの四番機である。
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