「MoMo」 は、2050年代に地球外の知的存在体「Xodd」によってもたらされた戦闘用巨大ロボット兵器である。当時の地球の科学力を2レベル(※約200年分)ほど上回っていたMoMoについて、地球の科学者たちは大きな関心を寄せた。
特に、MoMoの原動力であり最重要機関である「エンジン」は、無尽蔵のエネルギーを生み出すコンパクトな発電機関として注目を集めた。多くの国家や科学者たちがこれの研究にしのぎを削っていたが、これの解析-コピーに成功した例は報告されていない。
この「Eins」はEU共同体が所持する8台の中の1台で、戦闘時におけるMoMoのデータ収集を主な目的としている。
基本モデルである「ベーシックスタイル」ながら、他のMoMoとの差別化のためボディが黒く染色されている
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