サターンV型ロケットやアポロ計画で活躍したウェルナー・フォン・ブラウン博士がデザインした宇宙ステーションです。1955年に放送された人気テレビ番組の中でも紹介され、この宇宙ステーションのコンセプトが広く知られることになりました。宇宙ステーションといえばドーナツ型というイメージを最初に作り出した宇宙ステーションです。人間が宇宙空間に長期滞在するために初めてリアリティをもってデザインされたステーションでした。地球上1000マイルの軌道上に位置し、地球上の気象観測をはじめ、月や火星に向かう宇宙旅行のベースとしての役割なども想定されていました。直径は200フィート、50名のクルーが生活することを想定。
宇宙空間では1分間に3回転し、中で生活するクルーに重力を与えることが考えられていました。
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ウェルナー・フォン・ブラウン博士がデザインした宇宙ステーションを1/300スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキットです。6点のパーツに分割再現されたドーナツ型のステーション本体はその形状を雰囲気たっぷりにモデル化。仕上がりの直径は約20cm。
センターセクションの造形も設定に沿った再現が楽しめます。さらに、アンテナなどの小物もしっかりと再現。リアリティあふれる仕上がりを演出します。
塗装表現に腕を振るってみるのはもちろん、説明書にしたがってステーションの輪の部分と中心のセクションとの間に細い糸などを使ってスポークを取り付けてみるのも雰囲気を高めます。パーツ数は34点、ディスプレイスタンドもセット。
本体に描かれたナンバーなどを再現するスケールマスター社製デカールもついています。50年代、宇宙開発初期の熱気と興奮が味わっていただけるキットです。
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