テネシー級戦艦はテネシーとカリフォルニアの2艦からなる、前級ニューメキシコ級の強化改良型です。カリフォルニアは本級の2番艦として1921年8月10日に就役しました。本格的な電気推進機関を採用し、防御力及びダメージコントロールを強化しました。主砲はニューメキシコ級と同様に50口径35.6cm砲12門を備え、これは同時期に竣工した日本海軍の山城、伊勢型戦艦を上回る砲力を有する強力な艦となりました。また、本級は1930年に近代改装を行いましたが、副砲を12門に、3インチ高角砲を5インチに換装、航空機を3機搭載した程度の改修が行なわれただけでした。1941年12月7日、真珠湾に停泊中のカリフォルニアは、日本海軍の攻撃を受け、魚雷2本と爆弾2発が被弾し、大破着底しましたが、1942年浮揚され、近代化改修が行われ戦線復帰をしました。
キットは、前後2本のカゴマストが特徴の1941年の真珠湾攻撃当時の姿を再現しました。
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