アメリカの自動車文化、ストリートロッドをはじめとするカスタムカーでベース車両として今も高い人気を集めているのが1937年フォードです。
1935年、36年と生産されたモデル48の後を受けてビッグチェンジが施されて登場。フラットヘッド221CID(3.6l)V8エンジンにくわえて入門レベルユーザー向けに136CID(2.2l)V型8気筒を用意。2ドアクーペやコンバーチブル、ピックアップや4ドアのセダン、ステーションワゴンなどのバリエーションが用意されたボディも丸みを帯び、繊細な水平バーをあしらったフロントグリルなどのデザインで人気を集めたのです。シンプルなスタイルや手頃な価格なども加わり、アメリカのカスタムカービルダーにはベース車両としても高い人気を持っています。車高を落としたり、ホイールやタイヤの変更にとどまらず最新のエンジンを組み込んだり、さまざまなカスタマイズが施された車両が作られているのです。
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1937年型のフォード・コンバーチブルをベースにカスタマイズされたマシンを再現しています。
●スケールは1/24。
●パーツ点数は68点で仕上がりの全長は約18cmのプラスチックモデル組み立てキットです。一体で再現されたラダーフレームパーツに前後サスペンション、V型8気筒エンジンやトランスミッション、ドライブシャフトなどを取り付けて仕上げるフルディテール。V8エンジンはエンジンブロックとシリンダーヘッド、カムカバーなどが別パーツで再現され、メカニカルな組み立てを 楽しんでいただけます。ディテールアップはもちろん、一部はずした状態で整備中の情景を仕立てることもできるでしょう。また、ボディはフェンダー部分とボンネット、 ボディ本体部分が別パーツで形状をしっかりと再現。
●チョップドされ、低められたフロントウインドウを持つスタイルはフロントグリル、エンジンフードサイドのモールなどにメッキパーツが用意され、カスタムカーならではの仕上がりを演出します。トレッドパターンもリアルに再現されたタイヤと繊細なスポークデザインのメッキホイールが足元を引き締めます。また、ゼッケンナンバーやピンストライプ、ファイアーパターンのマーキングを再現したカルトグラフ製デカールもセット。オリジナルの仕上げにも挑戦したいキットです。室内もシンプルなシートやダッシュボード、ステアリングなどをしっかりとモデル化。
●オープントップのモデルは塗りわけなどの仕上げに腕を振るってみるのも楽しみです。カーモデルファンにはぜひ手にとって作りこんでいただきたいキットです。
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