ドイツ軍が第二次世界大戦で運用したハーフトラックのひとつ、8トンハーフトラックの初期生産型を1/35スケールで再現したプラスチックモデル組み立てキットです。前輪にタイヤ、後輪部分に履帯を装備したハーフトラックは装輪式のトラックよりも優れた不整地走破性で兵員輸送や火砲の牽引などに活躍しました。ドイツでは大小さまざまなハーフトラックを開発、運用しましたがけん引力8トンのタイプがSd.Kfz.7 8トンハーフトラックです。88mm高射砲や15cm砲などの牽引車両として運用され、第二次大戦を通して各戦線でその力を発揮したのです。
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モデルは8トンハーフトラックの初期生産型を1/35スケールで再現。初期生産型の特徴である手掛け穴が開いたボディサイドパネルや後部収納ラックなどもしっかりと再現されているほか、ラダーフレームやエンジン、トランスファーやサスペンションなど、細部までメカニズムをモデル化。
構造もわかる仕上がりです。履帯には組み立て式のマジックトラックを採用。また、キットには運転手ほか、リラックスしたポーズの兵士、計6体をセット。実感ある仕上がりが楽しめます。火砲と組み合わせても、単体でも魅力あふれるモデルです。
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