陸上自衛隊の偵察隊を始め、普通科・特科などの様々な部隊で偵察・連絡用に使用されているバイクです。正式名称は「オートバイ(偵察用)」。防衛装備として専用開発されたものではなく、市販のオフロードバイクを仕様変更して運用しています。基本性能は市販車と同等ですが、荷物・無線機用キャリア、防護用のパイプガード、夜間低視認性確保の為の灯火管制装備など、自衛隊独自の仕様が追加されている点が特徴です。自衛隊でオートバイの運用が始まってから様々なオフロードバイクがベースとなりましたが、2001年からはカワサキKLX250の調達が開始され、現在は、今回製品化するKLX250のFI装備車が使用されています。
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