「ここに来い、狂気の館に。お前のいるべき場所によ」 犯罪者専門の精神病院「アーカム・アサイラム」で暴動が発生した。ジョーカーにいざなわれ単身乗り込んだバットマンを待ち受けていたのは、トゥーフェイス、マッドハッターら危険な囚人達だった。彼らと対峙し、悪夢の館を彷徨ううちに、バットマンはいつしか狂気の狭間に陥っていき……?復刊を待望されていた2010年刊行の『バットマン アーカム・アサイラム』完全版に、グラント・モリソンのラフスケッチとデイブ・マッキーンによるアートギャラリーを新たに追加した、アメコミファン必携の一冊。
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■収録作品: 『Batman: Arkham Asylum: 25th Anniversary』 【著】グラント・モリソン[作]、デイブ・マッキーン[画] 【訳】高木亮(たかぎあきら)、秋友克也(あきともかつや)、押野素子(おしのもとこ) ●グラント・モリソン[作]……現代アメリカン・コミックスにおけるトップライターの一人。バットマン関連作品を多数手がける。 ●デイブ・マッキーン[画]……アーティスト。1987年、盟友ニール・ゲイマンとのタッグによる『バイオレント・ケース』でイーグル賞とメコン賞を受賞。その他、1988年の『ブラックオーキッド』ではアイズナー賞とハーベイ賞にノミネートされるなど、作画を手がけた数々のコミックで高い評価を受けている。また、ニール・ゲイマンがライターを務める『サンドマン』シリーズをはじめ、数多くのコミックスのカバーワークでも知られる。
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