ホラー漫画の鬼才・伊藤潤二氏のデビュー作にして代表作である『富江』。1986年の初登場以来、世界中を虜にし続けている彼女がスタチューとなって登場です!伊藤潤二氏による完全監修のもと、造形作家・藤本圭紀氏が原型・彩色見本制作を務めます。お互いがファン同士であるというふたりの、夢のコラボレーションが実現しました。
白くしなやかに伸びる腕、脚、そして指の一本一本、爪の先まで、計算されつくしたような麗しさ。自信たっぷりに歩き、長い髪を後ろに払う仕草は、誰をも魅了するオーラを放っています。
造形だけでなく、巧みな彩色も藤本氏の魅力のひとつ。頬や指の先、皮膚の薄い部分にほんのり赤らんで浮かぶ血色は色香を醸し出しています。
足下は一転、肉塊と黒髪に埋もれた別の富江たちが! 自分を踏みつけて優雅に歩く富江へ、怨めしい視線を送る血まみれの富江。企むのは復讐か、暗殺か……? 新たな惨劇を予感させる、ドラマチックな台座に仕上がりました。
美しくもどこか妖しさを帯びた魅惑の富江のスタチューを、ぜひお手元にお迎えください。
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【伊藤潤二×藤本圭紀「富江」コラボレーション・スタチュー】
・サイズ: 全高約27cm
・材質: PVC、ABS
・監修: 伊藤潤二
・原型制作・彩色見本制作: 藤本圭紀
・制作・発売: 豆魚雷
・著作権表記: ©JI Inc. /Asahi Shimbun Publications Inc.
・特設サイトURL: https://mamegyorai.jp/html/tomie-collaboration-statue/
【プロフィール】
■伊藤潤二(いとう・じゅんじ)……1963年岐阜県生まれ。歯科技工士として働きながら、1986年「月刊ハロウィン」の新人漫画賞「楳図賞」に投稿した『富江』で佳作を受賞し、デビューを飾る。3年後、歯科技工士を辞め漫画家業に専念。以降『双一』シリーズ、『死びとの恋わずらい』『うずまき』など多数の名作を生みだす。2019年に米国アイズナー賞「最優秀コミカライズ作品賞」他、2023年には仏国アングレーム国際漫画祭にて「特別栄誉賞」を受賞。国内外で高い評価と人気を得ている。2024年より東京・世田谷文学館(会期:4/27-9/1)で初の大型原画展が開催決定。以後全国での巡回を予定。
■藤本圭紀(ふじもと・よしき)……1983年大阪府生まれ。大阪芸術大学彫刻科の在学中から造形活動をスタート。卒業後、商業原型師を務めながら2012年より創作フィギュアの制作を開始する。2015年、豆魚雷の主催する「Amazing Artist Collection」第三弾に選出。2017年にフリーランスとなり、フィギュアの制作を中心に、キャラクターデザインや映画作品『シン・仮面ライダー(2023)』への造形参加など、多方面で活躍している。オリジナルフィギュア作品集『BLINK』が大日本絵画より発売中。
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