フリッツ・ラング監督制作で1927年に公開されたドイツの無声映画『メトロポリス』。ウォルター・シュルツ=ミッテンドルフが造形し、創り上げた機械人間(アンドロイド)のマリア、その起動時の姿をバストアップモデル化しました。接続された何本ものケーブルに電流が流れ、幾多の光輪が激しく交差し、心臓が鼓動。ついにマシーネンメンシュにマリアの容姿が転送され起動するシーンは、劇中で最も印象深く、さらにSF映画史に残る名場面と言えるでしょう。今回のバストアップモデルは1/2スケールと大型に。ベース部のデザインに採用されたモチーフは、当時の映画ポスター!ファンにはたまらない逸品となりました。
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