伝説のアンチRPG『moon』から主人公「透明の少年」がフィギュア化!
伝説のアンチRPG『moon』から
「透明の少年」がフィギュア化!
あれもラブ、これもラブ。
1997年に発売されたゲームソフト『moon』。“アンチRPG”というまったく新しいジャンルとして生まれ、そのユニークなデザインと心に刺さる物語が多くのファンを獲得しました。その『moon』が、Nintendo Switch版として復活。20年を越える時を経てもなお、根強いファンを、そして新しいファンを魅了する名作です。
そんな本作の、緑の帽子が特徴的な主人公「透明の少年」が初のフィギュア化! 透明な体にベストをまとい、フィールドにちょこんと座って時の移ろいを眺める姿を立体化しました。“透明”な彼が、そこに“いる”なんて、ちょっと不思議な感覚を味わえるかも。
ビビッドでありながら優しさのあふれる色味、そして、思わず触りたくなる粘土のような“温かさ”をていねいに再現。物語から抜け出してきたかのような主人公のたたずまいからは、あの“奇妙な世界”へと誘うような趣きを感じられるはずです。
この『moon/ 透明の少年フィギュア』をそばに置いて、あなたもゆっくりと心を落ち着けてみませんか?
GALLERY
『moon』
「ゲームなんかやめて早く寝なさい」
ママに叱られてしまった少年は、すごすごとゲームの電源を落としました。
すると……、なんと少年は、テレビのなかに吸い込まれてしまったのです!
気が付くとそこは、さっきまで遊んでいた“ゲームの世界”。
でも、思っていたのとはちょっと違うかも?
住民たちは、ひとクセもふたクセもある愉快な人ばかり。
“勇者”は他人の家のタンスを漁り、アニマルを殺して回っています。
そんな世界で、いろんな人たちを助け、アニマルの魂を救って、
“ラブ”を集める旅に出ることになりました。
「さあ、あなたの力で扉をあけて。」
COMMENT
木村祥朗氏│ゲームデザイナー
Onion Gamesのゲームデザイナー、代表取締役。『moon』ではディレクターのひとりであり、メインのシナリオライティングなどを担った。代表作は「勇者ヤマダくん」「BLACK BIRD」「Million Onion Hotel」など。『moon』のフィギュアが発売されることは、僕からみても相当レアな出来事で、監修として参加できてとてもうれしいです。正直、普段フィギュアを買わない人間からすると『moon/ 透明の少年フィギュア』の値段を聞いた時は、「ウッ! 高い!!」と思いました。けれど、人生に一回くらいだったら、「こんなお買い物をしてもいいんじゃないかな?」と思います。大きいし! とてもよくできてるし!
倉島一幸氏│キャラクターデザイン
Onion Gamesのキャラクターデザイナー。『moon』ではキャラクターデザインを担当。現在はOnion Games作品のキャラクター、イラスト、ドット絵すべてを手掛けている。とても素晴らしいものに仕上がっていると思います。ぜひ、手に取って見てみてほしいですね。実物を見てほしいです。太鼓判のオススメです!
『moon』のキーマン・2名が語る、「透明の少年フィギュア」の魅力
倉島氏 | 僕は未着色の段階も見ましたが、もっと単色でベタっとした彩色になるかと思っていたんです。でも今回、彩色済みのものを見たら、グラデーションがキレイで驚きました。バックグラウンドの色も理解してくださっていて、芝生の抑えめなグリーンもいいですよね。 |
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木村氏 | 僕はまず、靴の質感がいいと思いました。じつはこの主人公の少年のデフォルメ感って、倉島くんの全キャラクターのなかで一番かわいいんです。それが立体化された時にさらにかわいくなっているので、すごいですよね。 今回は本当にうれしくて。ゲームを作っている時って、主人公……僕たちは「透明くん」と呼んでいるんですけれど、彼を基準に操作しながらゲームを作るんです。1年半くらいずっとこの透明くんを操作していて、それが目の前に“立体化している”ということは驚きの出来事なんです。 |
倉島氏 | じつは、開発の最後のほうに、粘土で透明くんを作ったんですよ。透明を表現するために中に針金を立てて、それがまぁ……ショボくて(笑)。やはり、プロの技はすごいなと。 |
木村氏 | 造形師さんが作った、立体化した透明くんを見れたことがすごくうれしいです。自分たちでは絶対にできないことだからね。 |
PRODUCT DETAIL
PRODUCT DETAIL
『moon/ 透明の少年フィギュア』
- 参考価格:9,800円(税別)
- 発売予定:2020年10~12月
- 全高:約12cm
- 原型制作:藤本圭紀
- ペイントマスター制作:矢竹剛教(ACCEL)
- 企画・制作・発売:豆魚雷
藤本圭紀 │原型制作
商業原型を手掛けつつ、彼独自の世界観からなるオリジナル造形で高い人気を誇る造形作家。豆魚雷とは「ビッグチャップ 1/3スケール・スタチュー」「バンピレラvsロッキン・ジェリービーン」に続くタッグとなる。
矢竹剛教(ACCEL)│ペイントマスター制作
日本を代表するペインターのひとりであり、造形作家としても高い評価を誇る。豆魚雷では「インビジブルウーマン」「ミスティーク」(ともに原型とペイント)、「バンピレラvsロッキン・ジェリービーン」(ペイント)などを担当。
数量限定・先着予約特典!
数量限定・先着予約特典!
豆魚雷(WEB本店、高円寺店、楽天店)でご予約いただいた方に、特製のメタル製マグネットプレートをプレゼント! 材質:亜鉛合金 サイズ:横・約5cm✕縦・約7cm ■数量限定につき、無くなり次第終了となります。
「もう、勇者しない。」——そんなキャッチコピーが心に残る本作。『moon』は、さまざまなタイトルに携わってきたゲームデザイナー・木村祥朗氏や、“絵本”を彷彿とさせる独自のキャラクターデザインが魅力の倉島一幸氏らが手掛けた意欲作です。発売から20年以上を経た今、初めてフィギュアとなった「透明の少年」を前に、思いを綴っていただきました。