あの『ウォッチメン』から35年後の2020年。死んだはずのロールシャッハが大統領選にもたらした事件の真相とは? 『ウォッチメン』から35年後の世界――。アメリカを二分する大統領選を前に、対立候補ターリー知事の暗殺未遂事件が発生した。犯人は35年前に亡くなったはずのロールシャッハと同じ服装、同じ指紋を持つ男である……。この驚くべき事実の真相を暴くため、一人の探偵が調査に乗り出した。しかし、「ロールシャッハ」の足取りを追うごとに、彼は大いなる陰謀に巻き込まれていき……?アメコミの金字塔『ウォッチメン』の未来を描いた話題作がついに刊行!
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■収録作品:『Rorschach』#1-12 【著】トム・キング[作] / ホルヘ・フォルネス[画] ●トム・キング[作]……アイズナー、リンゴ、ハーベイといったコミック賞に輝くライター。『ヴィジョン』『ミスター・ミラクル』の他、DC UNIVERSE REBIRTH期の『バットマン』シリーズなど多くの代表作を持つ。コミック業界入りする前、CIAの対テロ局の一員として海外で働いていた。妻コリーンと、チャーリー、クレア、クロスビーという3人の子供とともに、ワシントンDC在住。 ●ホルヘ・フォルネス[画]……バルセロナ在住のアーティスト。DCの『ディテクティブコミックス』とマーベルの『サンダーボルツ』でデビューを果たして以来、ウルヴァリン、ドクター・ストレンジ、デアデビル、バットマン、グリーンアローなどDC、MARVEL共に多くのキャラクターを手がけてきた。現在は海際に住み、せめて毎晩3時間は寝ようと思っている。
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