80年代を代表するフェラーリのフラッグシップマシン。ピニンファリーナデザインの直角三角形と二等辺三角形を組み合わせたボディーデザインに、伝統の12気筒を搭載した傑作。バブル期の著名人が好んで所有した為日本でもお馴染みであり、日本には現在も程度の良い個体が多くコレクター価格が高騰している一台です。製造から30年を経過した名車中の名車だけに、既に多くモデル化されている車両ですが、レジン製小ロット生産の利点を生かして製作させていただくこととなりました。ボディー形状を余すことなく再現する為に、最新の3Dスキャナーによる測定後、CAD図面からNC旋盤で原型を削りだしました。オリジナルのボディーワークを尊重し、強度設計以外の理由でのデフォルメは廃した設計を行いました。 テスタロッサの特徴である、サイドエアーインテークフィンは、エッチングパーツで製作いたしました。奇数番と偶数番で異なる断面形状も再現いたしました。シャシーにはダイキャストを使用し十分な重量がございます。ホイールは金型を使用しABSの成型品を使用しタイヤはPVCにて成型することにより、より真円に近い形状で再現可能となります。塗装、組立は一台一台手作業で行います。
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