2002年に発表され多くのファンから賞賛を集め「最高のワンダーウーマンストーリー」の一つとして数えられる作品『ワンダーウーマン:ヒケテイア』が待望の翻訳化。自らの故郷「セミッシラ」より外界に出てきたワンダーウーマンは、自分の知る世界とこの世界の違いに慣れ始めたところであった。 そんな彼女の元に、突如ダニエルという女性が助けを求めに現れ、ワンダーウーマンと古代ギリシャの儀式「ヒケテイア」を交わすことになる。 この儀式により、ワンダーウーマンはダニエルを守る使命を帯びることになるが、彼女は殺人の罪を抱えていた……。 グレッグ・ルッカが紡ぐ、ワンダーウーマンの悲劇が今、幕を開ける……。
グレッグ・ルッカ（著/文）
●グレッグ・ルッカ[作]
2000年頃からワンダーウーマンやバットマン関連誌のライターとして活躍。小説家としての作品も日本で紹介されている。

Ｊ・Ｇ・ジョーンズ（イラスト）
●Ｊ・Ｇ・ジョーンズ[画]
コミックアーティスト。『Y:ザ・ラスト・マン』等のカバーアーティストとして有名。『ビフォー・ウォッチメン:コメディアン』等も担当。